<Japanese / English>

(準備中...)

研究分野

  1. 教育工学
  2. 日本語教育メディア・システム開発

現在取り組んでいるテーマ

ICT(情報コミュニケーション技術)を用いて、日本語教育をはじめとする授業および学習を効果的に支援するための基礎研究を行ってきた。具体的には、1. 電子化黒板を活用した授業支援、2. 日本語教育用コンピュータ教材(CALL)の開発、3. コンピュータを介したコミュニケーション(CMC)研究に取り組んできた。またそのすべてにおいて、4. 存在感の役割に関する分析を行っている。

  1. 電子化黒板を活用した授業支援

    電子化黒板とは、教室全面の黒板をPCに接続し、巨大なタッチパネルディスプレイに置き換えたものである。この特徴を活かし、授業中の受講者の質問等のフィードバックを収集し、黒板上に表示するシステムを開発した。教師と受講者および受講者間のコミュニケーション支援に加え、電子化黒板を一緒に見る視線集中の効果として受講者の「他の受講者を身近に意識する」感覚である存在感(social presence)の向上による学習支援の可能性を示した。

  2. 日本語教育用コンピュータ教材(CALL)の開発

    日本語CALLとして、名古屋大学の授業で用いられている教科書に準拠した初級文法オンライン学習システムWebCMJの多言語化を進めた。2005年度にはタイ語・スペイン語版を、2006年度にはインドネシア語・ポルトガル語版を開発した。併せて、初級漢字学習WebCMJも開発した。また、中級教科書に付属の聴解ワークシートおよびテープをCALL教材としてまとめ、現代日本語コース中級聴解(IJLC)CD-ROMを開発した。この教材はWebでも利用できる。

  3. コンピュータを介したコミュニケーション(CMC)研究

    CMC研究では、「相手が“現実の人間”として知覚される程度」を表す存在感(social presence)に着目し、e-ラーニングにおいて持続的で効果的なコミュニケーションを行うための方法を模索してきた。その1つとして、利用者の注目度や印象といった非言語的手がかりを視覚化する手法を提案し、これらが利用者の存在感を向上させ、コミュニケーションの活性化を支援できる可能性を示した。

  4. 存在感(social presence)の役割に関する分析

    存在感とは、授業において受講者が「他の受講者を身近に意識する」感覚、もしくはCMCにおいて「相手が“現実の人間”として知覚される程度」を表す統合的な概念である。電子化黒板を用いた授業における受講者の視線集中が存在感を促進し、学習に効果的であることを示した。また、CMCにおける存在感の促進がコミュニケーションの活性化を支援する可能性を示した。

 
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